2014.6.12
3ヶ年事業の初年度にあたる平成25年度においては、下記の出口(利用=需要者拡大)戦略の成果物として、会津高原リゾート5施設への『地域熱電供給』のハブであり、且つ木質バイオマスエネルギーの出口戦略のアウトプットモデルとしての集客性(環境学習体験)・木質燃料チップの需要の増大、再生可能エネルギーの多拠点化の促進する燃料貯蔵サイロを含む『環境ショーケース型機械室建屋』の設置工事及び実証対象施設(2/5施設)への熱供給設備導入工事を行う。
また実証二年目の10月からの地域熱電供給の本格開始に向けて、地域内に豊富に賦存する森林バイオマス資源を確保(丸太)・燃料化(チップ)し、安定供給するための体制構築を行う。
a.地域熱電供給施設の整備
① 環境ショーケース型ボイラ機械室建築工事
・木質バイオマスボイラ 600kw、400kw2基設置工事
・小型バイナリー発電装置 20kw 1基設置工事
②熱供給施設への配管接続工事(会津アストリアホテル、白樺の湯)
③無散水融雪配管工事(※木質バイオマスボイラの熱を活用)
b.地域エネルギー循環モデルの形成に向けた木質燃料資源の確保(丸太)と燃料化(チップ)
①出口(利用)拡大のためのサプライチェーン体制の構築
②木質燃料チップの安定供給体制の確立
③木質燃料チップの燃焼効率化のための形状均一化の検討
④木質バイオマスエネルギー標準化の検証
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