2011.5. 7
県内で唯一、環境省の「オフセット・クレジット制度」に登録している喜多方市と、県内外の三企業は六日、二酸化炭素(CO2)計百九トン分の排出権(クレジット)購入契約を結んだ。契約した企業と分量はミドリ安全(郡山市)が五十トン分、リサイクルワン(東京・渋谷区)が四十九トン分(同・港区)が十トン分。このうちミドリ安全は被災者用の木造仮設住宅を建設する業者にクレジットを寄付し、地球に優しい住宅づくりに協力する。建設中に出た端材などは「日本酒ギフトボックス」の材料に使用し、日本酒の消費拡大につなげる。同社は県内の日本酒を取りそろえた復興支援イベントなども計画している。
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